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手賀沼の花火2007
8月18日(土)


手賀沼花火大会 2007年8月18日

はじめての手賀沼観覧。
手賀沼を囲んでの絶好の観覧環境。水中花火を含めた複数個所からの打ち上げが特徴的であった。

「水中花火」
DATA : Minolta α-7 + 24〜85mm Velvia50


 この日は所用を片づけてから軽装備で手賀沼にお邪魔した。我孫子市と柏市とが手賀沼湖上で同時に打ち上げるという大会だ。両市の花火を見比べるのが多くの人の楽しみになっているとのこと。水中花火とダイナミックなウルトラジャンボスターマインが人気プログラムだ。

 まず、我孫子会場へのアクセスの問題について触れておきたい。
 後に詳述するが、JR我孫子駅周辺での観覧客の誘導が、非常に不親切であったことだ。混雑する場所での安全確保と快適な誘導は悩ましい課題であるが、この駅周辺については、どうやらちょっと違うんじゃないか、と思わざるを得ない状況であった。今後、我孫子駅から観覧に向かわれる予定の方は、お気を付けいただきたい。
 
 三脚設置場所は、手賀沼会場でもっとも東寄り、沼の縁に小さく確保した。受付でいただいたプログラムには我孫子会場、沼南会場の2つの場所のプログラムが記載されている。柏会場は別プログラムなのであろう。ということは、2市が緊密にシンクロした打ち上げではなく、並行してガンガン進める方式なのだと理解した。

 スターマイン・割物の連発・水中花火が切れ目なく続いていき、全体を通して花火の乱れ打ちという構成であった。きれいな玉も多く揚がった。水上花火はあちこちにしかけられており、スターマイン等は都合4カ所から上がった。
 アナウンスのスタイルは「○○提供○○スターマインが、もうすぐはじまります」とあるが、その間も、どんどん割物があがっているので、どこから当該スターマインが始まったのかがわからなかった。
 写真撮影という観点からは、以上のような構成のため撮影のつかみどころが難しく、なかなか難しい花火大会だと思った。

各写真をクリックしてください。 
01
オープニング
02
早打ち
03
スターマイン
04
水中花火
05
スターマイン
06
最終スターマイン

 湖面に反射して花火の破裂音がとどろく。特に尺玉の音が印象的な大会であった。
 水上花火は投げ込み方式ではなく、あらかじめ湖面にセットされており、花火師さんが船で近くまでいき導火線に火をつける方式のようであった。10発程度連発するのでなかなかに見ごたえがある。
 ゆったりと楽しめる花火大会であった。


【我孫子駅での不可解な観客誘導オペレーション】
    <夕方の我孫子駅>
      4時半頃だっただろうか、常磐線にてJR我孫子駅ホームに到着。通常の花火大会であればこうした時間帯で駅がパンクすることは普通ない。ところが、ホームから上がる階段が詰まってしまい進まないのである。なにかあったのか。次々と列車が到着し、ホーム階段付近では人が密集した状況が続く。
     ようやく、十数分後に改札を脱け出したところで驚愕した。なぜ、改札付近が超混雑しているのかが一目瞭然だ。
     駅コンコースと、さらには駅前広場につながる昇降階段を、観覧客のために「待合室」化させているのである。あふれかえる駅構内の通路にふさがる客のセンスも理解しがたいが、そんなことよりも、それを許容する誘導員(JR職員&警備会社職員)の仕事を疑った。サボタージュである。側にいた警備員に「あなたがたは、何を見ているのですか?なぜ、通路を塞いでいる人たちを排除しないのか?ホームも危険な状態になりつつありますよ。」とクレームしたが、もごもごとした声で誤魔化されたようだ。警備誘導がだらけている。
     状況をみると、階段下の駅前広場が待合広場に指定されているが、そこにいる人たちが溢れて駅改札周辺まで影響を及ぼしているということだが、かたや、危険な状態になりつつある駅ホームには特別の誘導員を置いていないし、駅前広場から少し離れれば、たいした混雑はない状況であったわけだ。
     JR、警察、警備会社のだれかが問題を認識して、当然の仕事〜誘導〜をすればすむだけの簡単なことだったのだが、全体を統括してモニターする機能が無かったという点で危険であった。

    <大会終了後の我孫子駅>
     大会終了後、駅までスムーズに来たが駅前広場がやはりパンク状態であった。これは予想通りであったので晩メシを喰って1時間後戻ってきた。まったく状況が変わっていないが、やむを得ず並ぶこととした。
     ようやく、駅の階段下までたどりついたところ、信じがたい光景がそこにあった。
     階段を半分の幅に仕切ってあり、あらかじめ切符を買っている人を左半分に並ばせ、右半分には切符を持っていない人用にフリーにしてある。右半分はガラガラである。
     切符を持っている人を、ゆっくりゆっくり制止しながら、制御している一方で、切符を持っていない人を「どうぞ自由に上がってくれ」というルールにしているのだ。来訪客の大多数は「これって変だよなあ」といいつつも、おとなしく我慢するしかない。ところが、右側で自由に上がれるのであれば、「切符持ってるけど、行っちゃおうぜ」と言いながら上がっていく若い人々も少なくなかった。当然だろう。目の前に、抜け道が用意されていれば、それを使う人は出るにきまっている。あらかじめ切符を買ってなかった方々をむやみに不利にする必要はないと思うが、あえて優先させる必要はなかろう。こうした場合は、切符の有無ではなく、高齢者や乳幼児などを含めたグループを優先させるという誘導にすれば、もっと円滑になったはず。
     こんどは、階段中央に陣取っているベテラン風のJR職員に問いかけた。「これだけ客を詰まらせているのに、ズルを許す誘導はおかしいじゃないですか。よく全体を見てくださいよ。」と申し上げたところ、最初は聞いておられたが、だんだん目が遠くなっていき完全に無視された。まあ旧国鉄時代からこうした体質は変わっていないので、さして腹立たしくも思わなかったが、JRの方々にはサービスという言葉の意味を、英語でもインドネシア語でもなんでもいいから辞書で調べてほしいと思った次第だ(・・・どうせ日本語は通じないダロウし・・・)。
     ちなみに、私は神戸出身だからか、大阪や神戸でこんなシキリをしたらパニック必至と強く感じた。

     ようやく改札前にたどりついた。切符の有無なぞ全く関係なくグチャグチャ状態。ホームに降りたら案の定、閑散としているし、列車には座って乗れてしまうほど空いているのであった。まだまだ駅前広場はパンク状態だというのに!なんと不可解な!!

    <頭を使ったオペレーションを期待したい>
     なぜ、こんな状況になっているのだろうか。
     道を狭くして、ゆっくり人を通せば、「楽チン」であり、かつ安全対策をしているという「言い訳が通じる」という「高邁な事なかれ主義」がある、と私は見た。ひらたくいえば、わざわざ動脈硬化を起こさせるために、物理的ストレスを与えることこそが仕事だというありさまである。これは警察の指導によるものなのだろうか?駅周辺の交通誘導をする警察を含めて、連携もなく誘導する係員たちのダラダラした姿は、仕事のシステムが動脈硬化を起こしているという証左であろう。「明石の花火大会歩道橋事故」のことを思い出したが、あの苦い教訓がどこに生かされているのだろうか。

     手賀沼花火大会の関係者の方々には、一度「江戸川区花火大会」当日の篠崎駅周辺のオペレーションを見学していただきたいと思う。関係する係員の方々の緊迫度が明らかに違います。極めて混雑する大会であるが、顧客サービスの精神を中心においたオペレーションを、あの小さな地下鉄駅でこなしていると思いますので・・・。 

     楽しみに訪れた多くの方々にとって、花火の思い出を良きものにするためにも、ぜひ。

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